うつ病を生きる

うつ病と共に18年間歩んできた患者が『生きるとは何か?』について真剣に考えるブログ。

今、うつ病で苦しんでいる方へ

こんばんは。

わたしはうつ病歴18年を過ぎ、何度も再発を繰り返しては職を転々としましたが、ようやく昨年あたりから落ち着きを取り戻しています。

恐縮ですが、ここらか長くなります。

わたしの場合はと、前置きして、通院と投薬だけでは一旦は症状は落ち着くものの、再発を繰り返すばかりで途方にくれていました。
そんな折り、無料で相談してくれる機関(若者サポートステーション)を利用し、そこでは臨床心理士さんや他の相談員さんとカウンセリングをしていました。

ある日、相談していると過去の記憶(身内の死)から涙が流れたことがきっかけで、そこから一旦劇的に体調が悪化しました。
仕事もパートですが続けながらでしたが、不安定でしたから対人関係でトラブルを起こしがちでしたし、その苦しさから図書館へ逃げ込んでは心理学などを読み漁りながら現実逃避を繰り返す日々が続きました。

しかし、現実逃避のつもりで逃げていましたが、今の自分の状態を助けるかのようにして本が次々と現れていた気がします。そのときは生きるのに必死でしたから、気づきませんでしたが。
そのとき通院ではいっこうに回復へと向かわなかったということがあり、もう独学でなんとかしてやる!という気持ちで読んでいましたが、後になり一人でがんばるだけではどうしようもなかったのだな、ということに気づくに至りました。

そうこうしてるうちに、そのときの仕事を辞めることになり、介護の資格を取り、障害者の施設に就職するも半年ほどでうつ病が再発し、休職することになりました。
精神障害の利用者の方が多い職場でしたので、休職する前ですが上司から近所の精神科で今度始まる「復職支援のためのうつ病リワーク」というデイケアを教えていただき、よもやわたしが通うとは思ってもみませんでしたが、結果的に休職することになり、5ヵ月通いみっちりとうつ病の治療をすることになりました。
そこでは「飲む医療から学ぶ医療へ」というコンセプトのもとで、
うつ病理解のための心理教育
SSTソーシャルスキルトレーニング)
・集団認知行動療法
・マインドフルネス
を中心に
・ヨガ
・軽スポーツ
・集団/個人オフィスワーク
・グループでの軽作業
などのメニューで行いました。
認知行動療法やマインドフルネスは本やネットで薬と同じぐらい病気に効果があるということを知っていましたから、いつか実際に受けたいとずっと願っていたところ念願叶ったことになります。

また同じ時期に、ACAというアダルトチルドレン自助グループに通いだし、自身の体験を話したり他者の体験談に耳を傾けることにより、孤独を感じやすく生きづらかった自分なりの原因が見えてくるにつれて、不思議と肩の荷が降りるかのようにして心も体も軽くなるという体験をしています。
今でも毎週通っていて、直接的なうつ病の治療ではありませんけども、結果的に症状を緩和することにつながっている実感があります。

通院も数ヵ月に一度していますが、薬は飲まずに過ごしています。
しかし、再発のリスクとは一生同居して生きることになりますから、いつでも処方してもらう準備はできています。
しかし、医師の方針で薬は最低限の処方ですし、回復具合から飲む飲まないはわたしの判断に委ねてくださっています。

長くなりましたが、うつ病は回復することは可能です。
実際にわたしは回復状態を維持しています。

認知行動療法やマインドフルネスは本でも沢山出ていますし、レクチャーを受けたとしても理解していることが前提になりますから、読んでおくにこしたことはないかと思います。
ネットでも情報は出ていますが、本を手に取るのがオススメです。
日常に取り入れるまでいければベターかもしれませんが、お近くの機関でやられているところで実際にレクチャーを受けられたら受けてみるといいと思います。
わたしの場合は東北の田舎ですからそのような機関に通うことは半ば諦めて、見よう見まねで自分でやってはいました。
遠くの地方にある精神分析医のいる精神科に通ったこともありましたが、先方の都合であえなく通院を断念したこともありました。

しかし、死にたい気持ちや消えたい気持ちとも長い期間同居しましまが、あきらめずに生き続けていたらいつしか回復を維持している今があります。
ですので、無理せず自分なりの回復の道を諦めずに探し続けて欲しいです。

つらくなったらわたしのように逃げてください。
今では仕事をすることよりも、命の方を大切にしなければならなかったのだな、逃げたことにより今の回復があるのだな、と思えるようになりました。
うつ病になるぐらいですから、そもそも他者よりも必死にがんばって生きていたのです。
逃げたくなって当然のことだと思えます。

どのような本がいいかなどご質問などございましたら、いつでもお問い合わせください。
当事者として答えられることはいくらでも答えます。

長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

みなさまの回復をお祈りしております。