うつ病を生きる

うつ病と共に18年間歩んできた当事者が『生きるとは何か?』について真剣に考えるブログ。

わたしのこれまでの人生の癒しのプロセス。

わたしのこれまでの人生の癒しのプロセス。

様々なことが起こる毎日だけど、そんな中でもこのプロセスが強力に前進していることが分かる。
(その過程の中で、傷つけた相手もおりますので、機会ある度に穴埋めしてゆきたいところである。)

長らくうつ病を患っていたため、後遺症的な体の感覚は残ったままにせよ、もともと内面にあった落ち着きと平穏の場所が徐々に広がっていることが分かる。

何があったかというと、久々に心の底から震えるような涙を流した。
悲しみではなく、これはまるで”慈悲の涙”ともいうべき感情なのかもしれない。

ふっとね、弟が前にやろうとしていたことが浮かんでさ、それにわたしがこれからやろうとしていることと結びつき、純粋にまだ見ぬ彼らの希望を願う温かな気持ちと現状を憂う悲しみとが混然一体となった感情。

人って温かさと悲しさを同時に感じることができるんだね。
過去の悲観がベースとなった未来への希望。
涙しているときの感情を見つめていたら、まるでモザイクのようだった。



あれほどまでに死にたい気持ちに見舞われ続けても、今ここに生きることができているわたしならではの体験なのかもね。

決して派手ではないが、味わい深い人生だな。
また泣けてきたw
こんな体験、もう二度とないかもしれないから心ゆくまでじっくり一人で全身で味わおうっとw

生きてて良かった。
よもや、心の底からこう思える日が来るとは思わなかった。

そして、回復のプロセスはまだまだ続くのである。