うつ病からの回復と学ぶこと
「独学」できる人しか生き残れない時代になった | 知的戦闘力を高める 独学の技法 | ダイヤモンド・オンライン
オレもね、うつ病の症状が最悪だった頃、ぼんやり朦朧とした頭で図書館へ足を運んだことをきっかけにいつの間にか独学し始めたおかげでどうやら今のところ命拾いしている。
主体性というものは自らの頭で考え行動し、その結果を元にまた行動を修正するということの繰り返しだとすると、自由への道こそ学びによって導くことができるという確信に近いものを感じる。
経験を学びによって得た知識で深めると認識能力が高まるのではないかと思う。
しかし、途中で足を止めてしまったら得たものは蒸発するかのように消えて行くのだろう。
人間の脳が忘れるように作られているおかげでね。
テクノロジーによってこれほどまでに世界に蓄積された“知の遺産”たる情報にアクセスが容易な状況にある現代は、非常に恵まれた環境にあるとわたしは感じている。
個人の“知”についても蓄積し続けることがわたしたちが生きるという創造的な営みの中核にあるものであると言えよう。
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現時点で、うつ病であり依存症であるどうしようもないわたし一人が生きるに足りる分は、急ごしらえながら賄えたのではないかと思う。
しかし、『人間とは何か?』ということを知れば知るほどに疑問は深まるばかりであり、わたし一人分の命の長さでは到底足りるとは思えない。
だから、これから先もわたしは学ぶチャンスがある限り学ぼうとするだろう。
『いかに生きいかに死を迎えるか?』
それはあなたにしか決められない。