読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

うつ病を生きる

うつ病と共に18年間歩んできた患者が『生きるとは何か?』について真剣に考えるブログ。

うつ病回復のためにわたしが取り組んだこと

今日もわたしの個人的な話しに耳を傾けていただける機会に恵まれたことに感謝です。

話すことでわたしはよりうつ病というものを自らのものとして受け入れることとなり、より回復へと近づくことができます。

わたしなりにうつ病という病と向き合おうと決意した(というかもうそれしか無くなり、むしろ決意させられたのでありますがw)とき、当初は何をどうしたらいいか見当もつかず相当苦労したものです。

何をしたかというと、
▽心理学などの本を読み漁り、自分というものを知る材料を頭に詰め込んだ
→決して前向きにやったわけではなく、現実逃避も兼ねていたし、自らが依存体質であるということを見出していたので、ならば本に依存しちゃおう(臨床心理士さんのお墨付きw)ということでやっていた。

参考までに、
・パーソナリティディスオーダー(一般的にはパーソナリティ障害)
愛着障害や愛着理論など(幼少期の養育者との結びつき、アタッチメントの考え方)
エリクソンのライフサイクル理論(要するに”アイデンティティ”とは何ぞやってこと)
発達障害ADHD
などなど、ま、「うつ病とは何ぞや?」ってことを自分なりに理解するためにいつしか読んでいたものたち。

番外編としては、
エニアグラム
などは今でも時折り参考にしてます。

▽日常(仕事含む)を通して対人関係の苦手克服のために一人せっせと取り組んだ
→単なる外出が恐怖に満ちていましたから、簡単なあいさつから始めざるを得なかった。少し専門的にいうならば、精神的に大きく退行していましたから、育て直さねば先へ進めなかった。

▽自らのライフストーリーを棚卸しするように丁寧に見直した(アイデンティティ再構築)
→たとえば「あのとき平気な顔してたけど本当は怒りを感じていた」というような感情を掘り起こすようにしてたかな。ま、勝手に出てくることがほとんどだったかも。いつしかSNSにこうして書きながらやっていた時期もある。

利用したツールの一つに、悲嘆と向き合うための
グリーフケア
の考え方が役立った。

全部、いまでもやり続けています。
これは自らやれる範囲でやっていること。
わたしは、これ以外に、医療や福祉のお世話にもなっています。

医療からは、
認知行動療法(特に行動活性化)
・マインドフルネス
を学び、日常に生かしています。
あと、対人関係のトレーニングである
・SST(ソーシャルスキルトレーニング)
・アサーティブコミュニケーション
なんかも体験させていただいた。
今は薬を飲まずに生活していますが、必要であれば薬の処方もしていただけます。
ありがたや。

一度は医療に不信感を抱きつつ、それがバネとなり独学への道が開かれ、しかし医療を信頼する気持ちも持ち続けることが出来ましたから、同時に医療のお世話にもなっています。

あ、うっかり忘れてたw
自助グループのミーティング
アダルトチルドレン自助グループ。基本的に言いっぱなし聞きっぱなし。単純ですが、アイデンティティの再構築や他者への信頼感の回復などにつながってます。単なる言いっぱなし聞きっぱなしの分かち合いなのに、これが奥が深いの。見落としがちなことだと思うよ。

至るところで学びにつながっていて、ほんと言いようによってはまるで、
うつ病大学』
にでも入学したかのようなインパクトがあります。

健康も仕事も失った。
しかし、わたしにはわたしを回復のために導く仕事が残された。

今では『ただ生きる』ことがわたしにとっての創造性発揮の場であり、今では生きることそのものとなっているとも過言ではなく、そもそも生きていることがこういったクリエイティブな試みと融合していて、充実してますw

なんてことはない、本当にただ生きているだけで楽しいw
金も無ければ仕事も無い、下世話な話しだが女もいないが、しかしただ生きているというだけで心の底から喜びを感じられるということの尊さ。
こんな日が訪れるとは夢にも思っていませんでした。

だから、感謝せずにはいられないのです。